Sustainability サステナビリティ

マーケティング支援を通じて、
持続可能な社会の実現へ

サステナビリティニュース

サステナビリティへの「攻め」と「守り」

代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹

企業にとってサステナビリティへの対応が重要な経営課題となった昨今、クロス・マーケティンググループのサステナビリティ対応には大きく「攻め」と「守り」の両面があると考えています。攻めは社会課題解決を通じて新たな事業機会を創出することで、守りは経営リスクを適切にマネジメントし、企業価値を維持向上することと認識しています。

そうした考えのもと、攻めの観点では、お客様のマーケティング・プロセスを一貫サポートすることで、エネルギーの節約や業務負荷の軽減につなげていくよう努めています。また、生活者の皆様に対しては、お客様の商品・サービスの販促活動を通じて、エシカルな消費行動の促進、SDGsの目標12「持続可能な消費と生産」に貢献できるようなメッセージを発信していきたいと考えています。

一方、守りの面では、持株会社として国内外に広がるグループ各社のグループガバナンスを強化していくことが肝要です。とくに内部統制やコンプライアンスなど企業経営の根幹に関わる施策に関しては、社内システムの増強や各種の啓発活動などの基盤を強化し続けていくことが重要と考えています。

サステナビリティ経営を実践していくためには、世界中から多様で高度な専門性をもつ人材を結集し、育成し、活躍の場を提供するダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を実践することも重要です。CMGは現状、グループ約1,700名の社員のうち約400名が海外で活躍しており、海外現地法人の女性管理職比率は36%ですが、こうした多様性がマーケティングDXパートナーとしての事業ポートフォリオとグループの健全性を支えていることは間違いありません。これらD&Iをさらに推し進め、適切な施策を適切な人材が担うグローバルな人材マネジメントの強化に向けた人材投資を実施し、デジタル人材の採用、次世代経営陣の育成に向けた管理職研修やES調査に基づくエンゲージメント強化策などに活用していく計画です。

代表取締役社長兼CEO
五十嵐 幹

サステナビリティ関連KPI

   項目  単位  2023/6期  2024/6期
 環境   GHG排出量合計(年間)  t-CO2  828.1  840.6
 従業員一人当たり(年間)  t-CO2/人  0.54  0.49
  Scope 1:    -  -
  Scope 2:(年間)  t-CO2  250.8  137.3
  Scope 3:(年間)  t-CO2  577.3  703.3
   カテゴリ1:購入した製品・サービス  t-CO2  47.4  37.7
   カテゴリ6:従業員の出張に伴う派出量  t-CO2  249.8  365.3
   カテゴリ7:従業員の通勤に伴う排出量  t-CO2  280.1  300.7
 社会  連結従業員数(期末)  人  1,530 1,707 
 女性管理職比率(期末、国内)  %  22.3 24.5 
 入社時における女性比率(年間、国内)  %  54.7  49.3
 男性の育休取得率(年間、国内)  %  61.5  68.2
 男女の賃金格差(年間、国内)  %  63.7  63.5
ガバナンス   社外取締役比率(期末)  %  60.0  60.0
 投資家向け説明会開催数(年間)  回  8  6
 ビジネス  サステナビリティ関連売上高(年間)  百万円  136  131
※t-CO2とは、二酸化炭素1トンを意味する単位です。

サステナビリティ基本方針

私たちクロス・マーケティンググループは、企業理念「未来をつくろう Discover Something New.」、およびビジョン「やればいいじゃん! Just go for it!」を掲げ、当社グループの事業活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けた課題の解決に貢献してまいります。また、私たちは国際連合が採択した持続可能な開発目標(SDGs)の趣旨に賛同しています。私たちの取り組みが17のゴール達成の一助となるよう、グループ全体でサステナビリティ活動を推進してまいります。

未来をつくろう。

私たちの願いはお客様の成功。課題の抽出も、解決策の企画も、実行案の提示も。すべてはお客様の夢の実現のため。思い描く未来に近づけるため。そのプロセスに、ワクワクする。そのゴールに、ココロときめく。道を拓き、明日を導き、未来をつくる。それがクロス・マーケティンググループのミッションです。

やればいいじゃん!

みんなのために、クライアントのために良いと思ったことはどんどんやってみよう。できない、ではなく、どうやるか。失敗なんか恐れないのがチャレンジャーの特権。やれば見える、次のこと。やればわかる、自分の成長。私たちは、とにかくやります。

重要課題(マテリアリティ)

基本方針を踏まえ、ステークホルダー及びCMGの持続的な成長のために対応すべき重要度の高い社会課題をマテリアリティとして特定し、環境、社会、ガバナンス、ビジネスの4つのカテゴリで整理しました。

重要課題

サステナビリティ推進体制

重要課題(マテリアリティ)について、戦略や施策、目標とすべき指標の設定等について検討を行うとともに、進捗管理、達成状況の評価等を実施し、取締役会に報告や提言を行う機関として「サステナビリティ委員会」を設置しています。

推進体制
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